Azure VM を作成すると、Blob Storage の vhds コンテナー配下に VHD と一緒に .status というファイルが生成されているのを見たことがある人も多いかと思います。これって何だ?という人もいると思うので、簡単に概要をメモっておきます。
これです。
ダウンロードして、中を見てみると JSON 形式っぽい感じですね。
余談ですが、JSON は Visual Studio Code とかのエディタだと見やすいと思います。
中身を見れば一目瞭然ですが、GuestAgent とか Extension (BGInfo とか) の情報が入っています。
要はそういう情報を保持しているファイルってことですね。
仮想マシンのダッシュボードを見てみると、BGInfo の 1.2.2 が入っていると表示されていて、
メッセージの欄も .status ファイルの中身と一致していますね。
ちなみに、この .status ファイルは VM 内のエージェントが書き出しているので、仮想マシンが起動している間は消しても勝手に復活します。
逆に、仮想マシンを停止した状態で消してみると…。ちゃんと (?) 拡張機能の欄が消えます。
BGInfo とかの拡張機能が入っているのに、ポータルに反映されない場合は .status ファイルが消えていないか確認するとよいかもしれません。
エージェントが生きている限りは .status ファイル消えないはずなんですが、Express Route + Force Tunneling とか、Firewall で Azure Storage への通信が正常に行えないと、そもそもファイル自体作成できませんので。
あと、仮想マシン内の C:\WindowsAzure フォルダ配下にあるエージェントのログを見ると、もう少し細かい挙動が終えると思います。トラブルシューティングする場合はその辺を見ましょう。(たまにストレージに書き込めないエラーが多発してログが肥大化してることもあったり。)