Replicator 2 トラブルシューティング

http://www.makerbot.com/support/replicator2/troubleshooting/の日本語訳です

Replicatorシリーズのその他の情報はこちら


開梱

印刷に関する問題

MakerWare

ReplicatorG

エラーコード

それでも解決しない場合

REPLICATOR 2のトラブルシューティング このページではReplicator 2を利用している間に遭遇するであろう問題について説明します。もしReplicator 2以外のMakerBot製品について問題がある場合にはこちらを参照してください。

開梱時に発生する問題

Replicator 2の付属品に不足がありました。

不足している部品を探すため、ユーザーマニュアルの付属品リストを確認してください。ダブルチェックをしても見つからない場合は、MakerBotサポート(support@makerbot.com)に連絡してください。

Replicator 2のボルト、ナット、スイッチ、その他の機械部品に不足があります。

MakerBotサポート(support@makerbot.com)に問い合わせてください。

Replicator 2が輸送時に破損していた。

我々は破損からReplicator 2を保護するために専用のパッケージで出荷しています。もし輸送時に破損していた場合には、そのままの状態で写真を撮り、support@makerbot.comまでメールしてください。我々は運送会社への補償請求と、できるだけ早い解決をお手伝いさせていただきます。

印刷に関する問題

出力中にエクストルーダーが停止します。

この問題は複数の原因が考えられるため、解決に時間がかかります。まず次のことをチェックします。もし解決しない場合は、エクストルーダーのトラブルシューティングガイドをご覧ください。

  • エクストルーダーのモーターは回転していますか?モーターの裏側でモーターのシャフトを確認することが可能です。エクストルーダーが稼働しているときは、 シャフトの回転を確認できるはずです。フィラメントを後退させるためにまれに回転方向を反転する場合がありますが、出力中はゆっくり一定の速度で回転する 必要があります。回転していないか、回転が停止しない場合にはMakerBotサポートに連絡を取ると症状の解決をお手伝いします。
  • フィラメントが絡まっていませんか?取り付けられたスプールがスムーズに回転していることを確認します。
  • ビルドプレートがエクストルーダーに近すぎませんか?それらがあまりにも近い場合、エクストルーダーからプラスチックが出てくるスペースすらないかもしれません。1~2層目を出力している最中に停止する場合の原因はこれである可能性が極めて高いです。
  • ノズルが目詰まりしていませんか?メニューからロードスクリプトを実行します。ノズルから出てくるプラスチックをよく観察してください。樹脂はエクスト ルーダーからまっすぐに垂れていますか?それとも円を描いていますか?円を描いている場合、ノズルが詰まっている可能性があります。MakerBotサ ポートに連絡を取れば、我々は問題の解決をお手伝いできます。

まだ解決しませんか?エクストルーダーのトラブルシューティングも参照してください。より詳細なサポートが必要な場合は、いつでもsupport@makerbot.comに連絡してください。

ビルドプレートに出力物がくっつく。

クラフト用のヘラなどを利用してそっとビルドプレートからはがしてみてください。また、ビルドプレートをペインター・テープで覆う方法もあります。これにより、オブジェクトがビルドプレートにくっつかず、より簡単に取り外せるようになります。

フィラメントのロード/アンロード後にエクストルーダーが熱くなったままです。

プレヒートがオンになっている場合、フィラメントをロードしたりアンロードした後、エクストルーダーは加熱を停止しません。エクストルーダーの過熱を停止するには、メニューからPreheatを選択し、 [Cool!]を選択します。

間違ったサイズで出力されます。

デザインソフトウェアやスライス時の変換の際に、オブジェクトのサイズが意図しない状態になる場合があります。我々のソフトウェアは単位がmmであることを想定して作られていますので、利用しているモデリングソフトもmmに設定されているか確認してください。MakerWare以外のソフトウェアを利用している場合は、出力物のサイズを拡大縮小させることができるかもしれません。

Replicator 2がSDカード認識しません。

SDカードを認識しない場合は、2GB以下でFAT16フォーマットのSDカードを利用しているか確認してください。この形式に対応していない場合は読み込むことができません。正しくフォーマットしているのに読み込めない場合、何かが間違っているでしょう。

SDカード上にファイルが見つかりません。

SDカードは認識しているのにファイルが見えない場合は、ファイル形式を確認してください。あなたのReplicator 2が6.2以上のファームウェアで動作している場合、S3G形式である必要があります。S3Gファイルを作成するには、MakerWareにおいてExport to Fileをクリックし、ドロップダウンメニューからS3Gを選択します。ReplicatorGを利用している場合は、Gコードを生成し、Build To Fileボタンを選択します。Replicator 2は26文字より長いファイル名を読み取ることができません。拡張子を含めて30文字を超えている場合はファイル名を短くして再度読み込めるか試してください。

Replicator 2自身が揺れているような音がします。

アクセラレーションがONになっていることを確認します。オフの場合に高速で出力しようとすると、故障の原因になる場合があります。アクセラレーションのオプションはReplicator 2のファームウェア5.5以上で利用可能です。オン・オフの切り替えはメニューのGeneral Settingや、MakerWare、ReplicatorGから行えます。アクセラレーション機能を持たないファームウェアを使っている場合や、オフにしている場合には、40mm/s以上で出力するべきではありません。

ファームウェア7.0を利用している場合は新しいアクセラレーション・コマンドが使われているため、.x3gファイルを利用すべきです。7.0以降のファームウェアにおいて、s3gファイルを用いることは一時的にアクセラレーションをオフにしているのに等しく、ぎくしゃくした動きをします。7.0がリリースされる前にReplicator 2を受け取った場合にはSDカードに含まれる.s3gのサンプルファイルを利用しないでください。.x3gバージョンZIPファイルはここから取得できます。

ファームウェアのアップデートはどのように行いますか?

MakerWareのBots menuかReplicatorGのMachines menuからUpload Firmawareを選択してください。以前のMakerBotマシンとは異なり、Replicator 2はリセットボタンを備えていません。そのため、リセットボタンを押すよう指示されても気にしないでください。

Replicator 2のメンテナンスを行うべきですか?

50時間以上利用したり、出力中にキーキー音が聞こえるようになったら、寸切りボルトとプーリーにグリスを塗るべきです。また、新しいファームウェアがリリースされた場合は更新をすべきです。詳しい手順については我々のメンテナンスページかユーザーマニュアルを参照してください。

MakerWare

MakerWareのインストールに失敗します。

ReplicatorGがインストールされている場合は、MakerWareのコンポーネントに影響があるため、ReplicatorGが起動されていないことを確認してください。また、ReplicatorGが原因でない場合においては、インストーラーを再度実行してください。インストールを再度実行しても問題が発生する場合は、詳細を記載の上サポートチケットを開いてください。

MakerWareからReplicator 2に接続できません。

この問題は、MakerWareが何らかの原因で接続処理に失敗したことによるものです。[Services]から[Restart Conveyor]を選択してください。

MakerWareに関する問題の詳細についてはMakerWareのトラブルシューティングページを参照してください。

ReplicatorG

ReplicatorGのインストールに失敗します。

Mac、Windows、LinuxにおいてReplicatorGをインストールする手順については、Replicat.orgを参照してください。Pythonのバージョンや手動でドライバーをインストールする方法についても含まれます。

ReplicatorGからReplicator 2に接続できません。

まず、電源が入っていて、USBケーブルが接続されていることを確認してください。コンピューターに多くのUSB機器が接続されている場合は、一度抜いてから再度接続を試してください。Machineメニューを開き、Connectionを選択してください。シリアルポートのリストが表示されたら、それを選択してください。もし表示されない場合には、上部のバーから”Rescan serial ports.”を選択します。Linuxを使用している場合には、シリアルポートにアクセスできているか確認してください。/dev/ttyUSBXへのアクセス権を確認してください。(FTDI USBシリアルアダプタを利用している場合、Xには対応するシリアルポートの番号が入ります。)

MakerWareがインストールされている場合は、おそらくそれが原因です。MakerWareはConveyorと呼ばれるサービスを介してReplicator 2に接続しています。一度MakerWareをインストールすると、Conveyorはバックグラウンドで動作し続け、ReplicatorGのようなソフトウェアからの接続を防ぐようになっています。ReplicatorGから接続するためにはConveyorを停止しなければなりません。もっとも簡単な方法は、MakerWareの[Services]から行えます。

MakerWareがない場合に、Conveyorを停止する方法はOSによって異なります。Windowsの場合には、スタートメニューで検索して出てくるサービスから停止することができます。Macの場合には、ターミナルから” sudo launchctl unload /Library/LaunchDaemons/com.makerbot.conveyor.plist”を実行します。Linuxでは、”sudo stop conveyor”を実行します。Conveyorを再度実行する場合には、MakerWareのServicesから行うことができます。

仮想ビルド空間上に、モデルが見当たりません。

Linuxを利用している場合は、異なるバージョンのJavaをインストールしてください。詳細についてはここを参照してください。Windows 7でクラシックテーマを利用している場合は、ReplicatorGで正しくモデルを表示させるために、ほかのテーマに切り替えてみてください。

ReplicatorG 40において、オフセットを変更しましたが、更新されません。

これは既知のバグです。ReplicatorG 40を利用してオフセットを変更することはできませんが、MakerWareのオンボード設定メニューを介して変更することが可能です。 ReplicatorGに関する詳細についてはこちらをクリックしてください。

Replicator 2にエラーメッセージが表示されました。

Replicator 2のエラーコード一覧を参照してください。すべてのエラーメッセージのリストがあります。

全て読みましたが、問題が解決しません。

サポートチケットを開くか、support@makerbot.comまでメールして、MakerBotの公式サポートスタッフに連絡してください。

1 comment for “Replicator 2 トラブルシューティング

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