ExpressRoute の SKU と機能の差異について


ExpressRoute と名の付くサービスが増えてきたので、SKU 毎の機能差をまとめておこうと思います。
(以下は 2019/11 現在の情報に基づきます。)

3 種類の ExpressRoute サービス

  • ExpressRoute Circuit (ExpressRoute 回線):
    接続プロバイダーを介して Azure と 50Mbps – 10Gbps で閉域接続するサービス
    (普通は ExpressRoute といったらこれ)
  • ExpressRoute Global Reach:
    2 つの ExpressRoute 回線を介して、オンプレミス間を接続するサービス
    (例えば、東京・大阪で ExpressRoute 回線を 1 つずつ用意すれば、東阪間を MS Backbone 経由で行える)
  • ExpressRoute Direct:
    Azure のエッジルーターと 10Gbps / 100Gbps で直接接続するサービス
    (要個別申請&国内で提供されているのか不明)

各 SKU の概要

  • ExpressRoute Standard:
    ER の接続場所と同一地域のリージョンにのみ接続可能
    (例えば ER を東京で契約した場合、東日本・西日本リージョンのみに接続可能)
  • ExpressRoute Premium:
    世界中のリージョンに接続可能
    (ER を東京で契約していても、米国や欧州のリージョンにも接続可能)
  • ExpressRoute Local (ExpressRoute Direct 利用時のみ):
    ER の接続場所の最寄のリージョンにのみ接続可能
    (ER を東京で契約した場合、東日本リージョンのみ接続可能)

Standard / Premium の違い

SKUStandardPremium
価格安い高い
接続可能リージョン接続した場所と同一地域世界中の Azure リージョン
Private Peering での経路上限400010000
接続できる VNet 上限1020 – 100 (帯域次第)

PaaS のサービス等で、海外リージョンへの接続性が必要になることも多いので、悩んだら Premium SKU を使っておけばいいと思います。


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