Azure DNS で DNS ゾーンを作成すると、ns1-XX.azure-dns.com / .net / .org / .info の 4 つのネーム サーバー (権威サーバー) が割り当てられますが、XX の部分はランダムで決まります。逆引きゾーン (113.0.203.in-addr.arpa 等) を複数作成するような場合に、同一のネーム サーバーを利用したいといった場合があるかと思いますが、そのような場合には PowerShell のスクリプト等で同一名のゾーンを複数作成してガチャを引きましょう。(今のところ、ネーム サーバーは 01 – 09 の 9 個のみのようで、10 個目を作ろうとすると「The zone ‘113.0.203.in-addr.arpa’ is not available.」の様なエラーで失敗します。)
$ZoneName = "113.0.203.in-addr.arpa" $Location = "JapanEast" for($i = 9; $i -lt 10; $i++){ New-AzResourceGroup -Name "TempRG$i" -Location $Location New-AzDnsZone -Name $ZoneName -ResourceGroupName "TempRG$i" -ZoneType Public }
作成が完了すると、以下のように 01 – 09 のネームサーバーに割り当てられた 9 個の DNS ゾーンが確認できます。ここから利用したいものを選んで、残りは消してしまいましょう。

ちなみに、Azure DNS はリソース グループの移動に対応しているので、[移動] – [別のリソース グループに移動する] から任意のリソース グループへ移動することも可能です。

リソース グループを一つずつ消すのは面倒なので、必要なものだけ移動してから、PowerShell でサクっと消しましょう。
$Location = "JapanEast" for($i = 0; $i -lt 9; $i++){ Remove-AzResourceGroup -Name "tempRG$i" -Force }
ちなみに、Azure DNS で逆引きゾーンをホストする方法はドキュメントもあるのであわせてどうぞ。
- Azure DNS での逆引き DNS 参照ゾーンのホスト
https://docs.microsoft.com/ja-jp/azure/dns/dns-reverse-dns-hosting