Windows 10 IoT Core をインストールする方法

Windows 10 IoT Core のブログ三本目です。

Windows 10 の PC がない場合は、前の記事の通り VHD ブートなりで環境を用意してください。
このポストでは Windows 10 の PC がある前提で手順をまとめています。

1. 事前準備

基本的には以下のページの通り進めます。
http://ms-iot.github.io/content/win10/SetupRPI.htm

まずは、Windows 10 IoT Core を入手するため、以下の URL から Microsoft Connect の
Insider Preview Program に登録を行います。

https://connect.microsoft.com/windowsembeddediot/SelfNomination.aspx?ProgramID=8558

初めて Connect に登録する場合は、ユーザー登録等が必要です。
Microsoft アカウント (hotmail / outlook 等々) でログインして、適宜進めてください。

image

事前に EULA (ライセンス条項) の同意が必要ですので、それぞれ確認して同意します。

image

登録が終わったら [ダウンロード] ページ より以下のファイルをダウンロードします。

他のボード用や、各種ツールもありますので、必要に応じてダウンロードしてください。

左下の [ダウンロード] ボタンは、Windows 用のダウンロード ツール向けなので、
[単一のファイルを~] の下にある [ダウンロード] から落とすとよいです。

image

ZIP をダウンロードしたら解凍しておきましょう。

2. microSD カードへ OS イメージを書き込み

解凍したファイルの中に、flash.ffu というファイルがありますが、これが OS のイメージ。

以下の手順で microSD に書きこみます。

[手順]

管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。

1

diskpart と打って、そのあとで list disk と入力しディスク一覧を表示します。
その後、exit と入力して diskpart コマンドを抜けます。

2

続いて、以下のコマンドで microSD に Windows 10 IoT Core の OS イメージを書き込みます。
この際、ドライブの番号には上で確認したものを入力します。(PhysicalDriveN の N の箇所)

dism.exe /Apply-Image /ImageFile:<ダウンロード したflash.ffu のパス> /ApplyDrive:\.PhysicalDriveN /SkipPlatformCheck

3

これで、microSD に Windows 10 IoT Core のイメージが書き込まれました。

あとは Raspberry Pi 2 に microSD を入れて、HDMI と LAN ケーブル、電源を刺せば OK です。

こんな感じで画面が表示されたら起動完了です。

が、どうも電源ボタンやら設定ボタンっぽいのを押せない模様。
基本的には GUI 操作ではなくて、PowerShell とかブラウザからの様です。

1 comment for “Windows 10 IoT Core をインストールする方法

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください